「知ることを学ぶこと、為すことを学ぶこと、他者と共に生きることを学ぶこと、人間として生きることを学ぶこと」
私たちは、ユネスコの21世紀教育国際委員会が示している
(1)知ることを学ぶこと
(2)為すことを学ぶこと
(3)他者と共に生きることを学ぶこと
(4)人間として生きることを学ぶこと
以上の4つを生涯学習の柱として
特定非営利活動法人(NPO)高知県生涯学習支援センター{Kochi Lifelong Education Support Center (KOLEC)}を
平成16年4月に高知市大原町の教育センター分館内にオープンしました。
そのモットーとするところは、土佐自由民権家・馬場辰猪の言「頼むところは天下の世論、目指す仇は暴虐政治」
を借用し、「目指すところは生涯の学び、何時でも、誰でも、何処でも学べる社会の創造」です。
今後は国、高知県の基本構想、答申などに基づき、高知県、教育委員会、教育センター、
関連NPOなどと協働で高知県の生涯学習を支援し、21世紀型の新たな生涯学習の展開をおこないます。
県民の皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
NPO高知県生涯学習支援センターの各種教室の開催とボランティア活動について
2007年より、700万人といわれる団塊の世代の方々が大量に退職されています。
この世代の多くの方が、地域で過ごす時間が長くなる定年退職後に、
何らかの地域活動や趣味の充実を図りたいと切実に考えているようです。
そこで高知県生涯学習支援センターでは、これらの方々の活躍の場を提供していけたらと、
さまざまな教室を用意しました。
もちろん、単に中高年齢者の集まりだけでなく、
幅広い年代の方々の集まりにしていかなければならないと考えています。
人は、同じこころざしを持った者同士で心を通わせることによって生きがいを感じることができます。
ひとりでは困難なことでも仲間がいることで大きな力を生むことができます。
また、当教室に参加することによって、
いろんな得意分野の人たちとのネットワークづくりも可能になります。
そして、個々の力を持ち寄ることによって新たな発見や生きがいづくりへと繋げていけると考えます。
そうすることによって、地域活性化の原動力となり、高知県民でよかった、
と改めて実感できる街づくりを実現できると考えます。
さらには、高知県民として協力し合い、世代を超えて参加することは、
社会の発展に貢献されてきたエルダー層の方々への感謝の心を表現できる一つの方法ではないかとも考えます。
この活動を成功させるために、県民の皆様の協力をぜひともお願いいたします。
KOLEC 高知県生涯学習支援センター 理事長 高木義夫