管理番号 |
AB00008 |
保管場所 |
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タイトル |
おかあさんの木 (KAVL) |
カテゴリ分類 |
[社会教育]−[平和教育] |
内容 |
オカアサンノキ
今から数十年前、ある家に「おかあさん」と七人の息子が暮らしていました。やがて日中戦争を皮切りに日本が戦争に入ると自分の息子たちは次々に召集され、戦地へ赴いていきました。おかあさんは息子が出征する度に裏の空き地に桐を植え、息子が不在の間、代わりとなる桐に語りかけて息子たちを励まし続けました。始めは出征をするからには手柄を立てるようにと願っていたおかあさんも、一郎が中国大陸で戦死し、遺骨となって戻って来たことをきっかけに、次第に手柄を立てるより無事に戻ってくることを願うようになっていきました。後に息子たちは全て召集をかけられ、戦争が終わっても誰一人戻らず、戦死または行方不明になりました。おかあさんは次第に体が衰えていったが、それでも息子たちの帰って来るのを心待ちにして、自分が植えた七本の桐の木に絶えず語りかけました。しばらく経って軍人たちが次々に帰還する中、ビルマで行方不明になっていた五郎が片足を引きずった状態で家に戻ってきた時には、おかあさんは「五郎」と名づけた桐の木に凭れかかったまま息絶えていたのです。 |
制作会社 |
東映株式会社 教育映像部 |
制作年月 |
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言語 |
日本語 |
購入・寄贈 |
生涯学習課 |
収録時間 |
23分 |
カラー |
カラー |
メディア |
DVD |
出演者 |
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対象 |
小学 〜 中学 |
備考 |
2016年5月高知県教育委員会生涯学習課購入 2021年7月高知県教育委員会生涯学習課追加購入 |
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